「ドルコスト平均法」は投資の基本

こんにちは、K2 Collage 松本です。

今回は「ドルコスト平均法」の解説をします。つみたてNISAなどの認知が広まったので知っている方が増えましたが、まだまだ知らない人の方が多いと思います。

聞いたことはありますが、あまり理解はできてないです。

なるべく簡単に解説しますので、一緒に確認していきましょう。

  • ドルコスト平均法とは
  • 「定量購入」と「定額購入」で積立投資の結果は大きく変わる
  • 初心者は積立投資から始めよう

ドルコスト平均法とは

ドルコスト平均法とは、価格が変動する商品に対して「常に一定金額を、定期的に購入する」方法のことです。そうすることで、マーケットの乱高下などに対する主観に囚われずに積立投資ができます。

たったそれだけのことなんですね!?

はい、めちゃくちゃシンプルです!次のチャプターで詳しく説明します。

「定量購入」と「定額購入」で積立投資の結果は大きく変わる

具体的な例を見ながら説明します。まずは下図をご覧ください。青色が株価で、毎月10口ずつ購入する「定量購入」と毎月1万円ずつ購入する「定額購入」を比較したいと思います。

1回目は株価が1,000円なので、定量購入も定額購入も同じで10,000円で10口ずつ購入出来ます。

2回目は株価が800円なので、定量購入は10口買うために8,000円が必要です。定額購入は10,000円分買うので、12.5口購入できました。

3回目~6回目まで同じように購入していきます。

6回目までの価格変動幅は同じなので「合計投資額」はどちらも60,000円になりますが、「購入口数」では差が出ています。したがって、1口あたりの「平均購入単価」は定額購入の方が17円安く取得出来ています。

え〜〜何でかよく分かんないけど、たしかに定額購入の方がいいですね。

数字の計算が苦手な方は「とにかく毎月一定の金額で積立投資をすればOK」と思って頂ければ大丈夫です。

初心者は積立投資から始めよう

100万円 などまとまった額でファンドや株を購入する一括投資だと、今の価格でそのファンドや株を買うことになるので、あとは将来上がるか下がるかだけです。

そこで、毎月一定金額で購入する積立投資なら、株価が高い時には少しの口数を、株価が安い時には多くの口数を買うことを自動的にしてくれます。それなら短期的な相場を読む必要もありませんので、初心者にも取り組みやすいです。あとは中長期で伸びていくであろう投資先にコツコツと積立をしていくだけで、自然と効率の良い投資が行えます。

なるほど!!ではリーマンショックなどの暴落がきたら、株を大量に買えるチャンスということにもなりますね。

まさにそのとおりです。暴落最高!と喜べるようになれば、投資初心者は卒業です。

ただ、積立投資と言っても色々な商品があるので、どれを選べばいいか分かりません。

年齢、積立金額、積立期間、リスク許容度によって、適切なアドバイスは変わるので、下記のリンクから私に直接ご相談ください。
※直接相談(無料)

まとめ

  • ドルコスト平均法を自動で行えるのが積立投資
  • 初心者は積立投資から始めよう!
  • 暴落がチャンスと捉えられれば、投資中級者!

著者プロフィール

松本崇裕
松本崇裕
大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。

また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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