国内投資とオフショア投資の違いを見よう!

こんにちは!K2 Collegeの半野です。

投資を始めたばかりの場合、日本の国内で証券会社の営業マンに勧められるままに投資を始めた人もいるのではないでしょうか。海外に目を向けると、オフショア投資という選択肢があります。国内投資とオフショア投資、何が違うのでしょうか?「海外のものだから手を出さないよ」「日本の証券会社でも、世界各国の株式や債権の投資信託がある」という意見もあるでしょう。今回大まかですが、この違いをチェックです!

オフショア投資?海外のものだからよく分からないんだけど。

それほどハードルが高いものではないんです。今回日本での投資との違いをチェックしましょう。

  • 毎月分配型投資信託に投資する?
  • 手数料が低い投資信託は狙い目?

毎月分配型投資信託に投資する?

日本国内の投資信託で多いのが「毎月分配型」の商品。毎月分配金がもらえる投資信託です。1年に12回、お金がもらえることになります。「毎月必ず臨時収入があるんだ!」「分配金がもらえるからうれしい」と喜んではいけません。分配金にも「普通と特別」の2種類あるのですが、問題なのはパフォーマンスがよくない場合でも、支払われるということ。え?何が問題なの?そう考えても不思議ではないのですが、その場合どうしていると思いますか?何と!皆さんの元本から、分配金が支払われてしまうのです。しかも管理手数料までしっかり控除されます。もっと詳しく知りたい人は、分配型と累積投資(再投資)の違いもチェックしましょう。

簡単に説明します。毎月2万円が分配される投資信託に50万円投資したとしましょう。運用が悪く40万円まで目減り、しかし毎月分配が決まっていますので、その残りの40万円から分配金の2万円が差し引かれるのです。なので40万円残っていなければならないのに、実際は38万円しか残らないという仕組みです。これでは増えるものも増えていきません。オフショア投資では「毎月分配型」というのはかなり特別なファンドとなり、滅多にありません。分配できるリターンが出ても、そのリターン分を投資に回す「再投資型」が一般的です。そして複利運用を行なっていきます。毎月分配型は日本特有の商品といえるでしょう。

毎月分配金が入るからと喜んではいけないんですね。

元本から支払われてしまう可能性があるので、注意が必要です。

手数料が低い投資信託は狙い目?

『ノーロードや信託報酬の低い投資信託を選択しましょう』よく投資関連の情報や、FPなどがネットのブログなどで話しています。しかし、オフショア投資ではあまり関係ありません。「手数料はどうでしょうか?」という相談を受けることが多いのですが、オフショア投資の場合「パフォーマンスを見てください」というのが回答になります。もちろん販売手数料は若干気にする必要はありますが、2つのファンドの手数料とリターンがこのようになっていたとしましょう。

手数料: 0% リターン:5%
手数料: 10% リターン:8%
選ぶのはこちら!

この場合、選択するのは下の手数料10%のファンドになります。なぜなら、ファンドのパフォーマンスを示す運用報告書(ファクトシート)は手数料を全て控除してからの数字だからです。手数料0%でもリターンが悪いのであれば、投資としての意味がありません。それなら手数料を取られても、しっかりリターンを出してもらうほうが、投資としてはプラスです。このようにオフショア投資は、手数料部分をあまり気にする必要はありません。ファンドの運用対象や成績だけを気にしながら、自分のスタンスにあった商品を選択しましょう。

そうか、リターンの成績だけ見ていけば問題ないのですね。

手数料を気にしすぎると、せっかく良いファンドを見つけても投資し損ね、チャンスを逃すことになります。そっちのほうが嫌ですね。

【まとめ】オフショア投資で複利運用をしよう

このように日本国内の証券会社だけで投資を考えてしまうと、良い投資に出会うチャンスを逃すことにもなってしまいます。これまで考えたことがなかったのであれば、これを機にオフショア投資にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 毎月分配型ではなく、再投資型のオフショア投資で複利運用していこう。
  • オフショアファンドは、パフォーマンス重視で選択しよう。

お金を増やす方法は様々です。ご自身のニーズに合った方法を選択して効率的に資産を増やして行きましょう。ご相談は、こちら(無料相談)から連絡ください。

著者プロフィール

半野輝明
半野輝明
大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
皆様のお金の増やし方のバリュエーションもより深くなってくるはずです。
そんな新しい出会いの場をお客様に提供し、様々な情報を発信させていただき、皆様の資産を増やしていくサポーターとして、貢献できればと考えております。

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