著名人に学ぶ投資の考え方

こんにちは!K2 Collegeの半野です。

今回は少し視点を変えて、著名人の話をしましょう。よくMLBや欧州サッカーの有名選手は年俸が凄い金額になっており、私たちには無縁なのかなあと感じてしまうこともたびたびです。W杯で活躍したメッシ選手(当時のレートで4年で約705億円)やロナウド選手(年俸280億円!)の年俸は天文学的な数字になっていますし、日本人でも大谷翔平選手は10年契約でMLB初の5億ドル(約650億円)プレイヤーになるのではないかと話題にもなっています。ただお金のもらい過ぎにも問題があるようで、NBAプレイヤーが引退後に自己破産した割合が何と60%なんてデータもあります。高額宝くじ当選者の自己破産割合が高いという話も聞きますが、お金の自己管理が出来ないといくらあっても足らないのですね。今回は映画俳優の話を取り上げます。彼の名はアーノルド・シュワルツェネッガー。のちにはカリフォルニア州知事となり政治家にもなっていますから、俳優業と政治家でお金を・・とどうしても考えてしまいますよね。

彼の映画を何本か見ていますが、俳優でお金持ちになったんじゃないんですか?

私もそう思っていましたが、実はそうではないんです。私たちも色々彼から学べると思いますよ。

  • 映画ではなく、投資で資産を築いた方法
  • 投資にはビジョンや目的が必要
  • 投資を行う目的を明確にすることが重要

映画ではなく、投資で資産を築いた方法

ハリウッド映画俳優となれば出演費用も1本出演するだけで1,000万ドル(約13億円)などと桁が違いますから、それだけで大きい資産が持てますし、何本か出演すれば十分ではと考えてしまいます。しかし彼の場合は大きく異なります。体形を見ればわかる通り、ボディービルダーとして最初は活動をしていました。そして投資は何とその時から始まっているのです。その方法は不動産投資。まだ70年代のことです。有名な『金持ち父さん貧乏父さん』の本が発売されたのが97年ですから、その20年以上も前にすでに実践していたことになります。ボディービルダーとして仕事をしながら、コツコツ貯金、それを頭金にしながらサンタモニカやウェストLA地区の小さな家を買い、それを賃貸に回し資産を増やす、そうやって少しずつ資産を増やしていきました。

投資にはビジョンや目的が必要

なぜこのような投資をしたのか?彼の答えは明快です。

「投資にはビジョンを持つことが大切だ」
「私にとっては、ボディービルダーで稼げなくなったとしても、生活のベースを築く、それが私のビジョンだった」

つまり投資をするには、そのお金を何のために増やし、何に使う目的なのかをはっきりさせることが重要だということです。映画俳優になるという夢もありましたが、この投資へのビジョンはそのまま保ち続けました。その結果、不動産投資は俳優としてのキャリアを形成するため、金銭的な余裕を確保するための手段となったのです。不動産投資で金持ちになるということは彼の選択肢にはなく、生活する手段の1つと捉えた形で投資をしていました。そして、俳優業や映画業界に頼ってはいけないということが最初から考えにあったのです。この答えが投資への考え方を明確にしてくれています。

「生活するために映画業界での仕事に頼ってはいなかった。あえてそうした。長年にわたりジムで鍛錬している人や、演技指導クラスでいろんな人に出会ったが、お金がないために彼らはみな苦労していた。そのため、かれらは生活のために、オファーされた仕事をなんでも引き受けざるを得なかった。わたしは、単にそうした立場に追い込まれたくなかったのだ」

不動産投資で金持ちを目指したのではないんですね!

彼にとっては、生活の基盤を安定させる手段として実行していました。私たちなら、これだけで満足してしまいそうですがw

投資を行う目的を明確にすることが重要

今回、投資に対する考え方を学べたと思います。もちろん不動産投資をマネすればいいということではありませんが、「いつ、何のために、そのお金が必要なのか」それを明確にし、投資をするものを決めることの重要さが分かりました。元本をできるだけ減らさない投資もあるでしょうし、積極的な運用をする投資もあるでしょう。それは投資をする目的によって変わってきます。これから投資をするのであれば、まず投資する目的とそのお金の使い道を考えてみましょう。

まとめ

  • 投資をする目的、必要な金額を明確にする
  • 投資目的、金額に合わせた投資を行うこと

お金を増やす方法は様々です。ご自身のニーズに合った方法を選択して効率的に資産を増やして行きましょう。ご相談は、こちら(無料相談)から連絡ください。

著者プロフィール

半野輝明
半野輝明
大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
皆様のお金の増やし方のバリュエーションもより深くなってくるはずです。
そんな新しい出会いの場をお客様に提供し、様々な情報を発信させていただき、皆様の資産を増やしていくサポーターとして、貢献できればと考えております。

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