「上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100) 【1698】」(愛称:上場高配当) 〜日興アセットマネジメント

こんにちは。K2 College大崎です。

今回は「上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100)  1698(愛称:上場高配当)について解説します。

なお、こちらは新NISA「成長投資枠」から投資ができます。 

  • ファンド概要
  • 構成銘柄
  • パフォーマンス

ファンド概要

1口あたりの純資産額の変動率を「東証配当フォーカス100指数」の変動率に一致させることをめざし、「東証配当フォーカス100指数」に採用されている株式および上場不動産投資信託証券に投資を行ないます。

さまざまな指数があるのですね。
「東証配当フォーカス100指数」とはどのような指数になりますでしょうか?

「東証配当フォーカス100指数」は、時価総額および予想配当利回りに着目して選定された100銘柄(株式90銘柄、REIT10銘柄)を対象とする指数です。

なお、市場の実態をより的確に反映するため、構成銘柄の定期入替を毎年2回1月・7月に行っています。

こちらも高配当株ETFのようですが、分配利回りはどれくらいでしょうか?

現在(2024年1月15日)での分配利回りは2.96%となっております。

高配当ETFと言っても、現在は3%以下なのですね。

現在の分配金利回り2.96%は、2023/01/16~2024/01/15に支払われた分配金の合計を2024/01/15の基準価額で除したものとなりますが、 該当期間において基準価額は大きく上昇しているのも影響しております。

以下に基準価額の推移を掲載しますので、ご確認ください。

ちなみに、以下は該当期間における分配金情報です。

構成銘柄

「東証配当フォーカス100指数」に連動する投資成果を目指すとのことでしたが、どのような銘柄で構成されているのでしょうか?

2023年12月30日時点の月次リポートでは99銘柄で構成されており、そのうち上位10銘柄は以下のような構成となっております。

また、組入業種別配分Top10は以下の通りですが、 100銘柄のうち10銘柄を占めるREITは「その他」に区分されております。

パフォーマンス

このETFのパフォーマンスはどうですか?

以下は最新の月次レポート(2023年12月30日)からのデータですが、
13年半で143.73%のパフォーマンスです。

年率平均リターンは10.5%程度ですから、まずまずではないでしょうか。

日本株で運用するファンドに投資して分配金を得たいと考えておりますが、
このETFへ投資するのはどうでしょうか?

分配金を受け取ることが目的で、3%程度の利回りで良ければ選択肢の一つかと思います。このETFは2010年5月13日から運用を継続しており、実績もありますし。

なお、日本高配当株ETFであれば、以下の記事も書いておりますので参考にしてください。

また、高配当の分配金受取りが目的であれば、米国高配当株ETFも選択肢に入れてはいかがでしょうか?

米国高配当株ETFについても記事を書いておりますので、参考にしてください。

まとめ

  • 「上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100)」の現在の分配金利回りは3%程度
  • 年4回分配金を受け取ることができる
  • 高配当の分配金受取りが目的であれば、米国高配当株ETFも選択肢の一つ

投資家それぞれに適したアドバイスをいたします。
資産運用相談を希望される方は、こちらからご連絡くださいませ。

著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

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