TKO木本が陥った投資トラブルから学んで、投資詐欺を回避しよう

こんにちは。K2 College大崎です。

話題になっておりますお笑い芸人「TKO」の木本武宏氏が陥った巨額の投資トラブルは、FXと不動産投資がその対象ですが、トラブルに発展した実情を知って、投資詐欺を回避しましょう。

  • TKO木本氏の投資トラブル実情
  • 人にお金を預けてはいけない

TKO木本氏の投資トラブル実情

FXに関する投資トラブルについて

自称「FXトレーダー」と称するA氏に自分や知人芸人を含む10人で1億円以上のお金を預けたとのことですが、A氏は実際にはトレードをしておらず、デモ画面を木本氏に見せていただけだったようです。

FXでは、実際のお金を使うことなく、架空の資金を使って取引を体験することができますが、そのデモモトレードの画面(デモ画面)だけを見て、木本氏はお金を預けてしまったわけですね。

不動産に関する投資トラブルについて

元芸能関係者のB氏から「儲かる土地がある」からと投資を持ちかけられ、友人にも声を掛けて約5億円のお金を預けてしまったようです。

FX投資話での仲間の損失をかぶって多額の借金を抱えてしまい、追い詰められていたところに、B氏から儲け話を持ちかけられ、それに乗っかってしまったのですね。

その儲け話も、「土地を転売すれば短期間で利益が出る見込みがある」というキャピタルゲインを得る話だったにも関わらず、別の案件で投資した投資家には高額の配当があったと、インカムゲインを得る話を聞いておかしいとは思わなかったのでしょうか。

また、B氏に土地の詳細を聞いても極秘案件のために言えないと言われ、どこの土地かわからなければ儲かる話かどうか確認する術はありません。

人にお金を預けてはいけない

ツッコミどころ満載の今回の投資話ですが、それぞれA氏とB氏にお金を預けてしまったのが不味かったです。

FX(外国為替証拠金取引)については、A氏は金融商品取引のライセンスを持つ業者でもなかったわけですが、通常、FXを取り扱う金融商品取引業者は、万が一破綻した場合でも顧客の資産を保護するために、信託銀行等への金銭信託により、顧客から預かった資産を自己の資産と区分して管理しています。

あなたの資産は「分別管理」されていますか?
https://adv01.k2-investment.com/archives/3086

不動産投資についても、復数人で投資する場合は、任意組合匿名組合LLP(有限責任事業組合)などのスキームを組んで行いますし、投資する際にきちんと契約書を締結します。

そして、それぞれ定めた振込先口座に送金しますから、A氏にお金を預けるようなことにはなりません。

まとめ

  • 人にお金を預けないようにしよう
  • しっかり投資スキームが組まれているものに投資しよう

弊社にも様々な投資案件の相談がありますが、セカンドオピニオンとしての相談も承っておりますので、希望される方は、こちらからお問合せくださいませ。

著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
投資アドバイザー

愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。

その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。

自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。

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