こんにちは。K2 College大崎です。
先般のコラム「オフショア資産管理口座」で世界中の資産クラスへ投資するでは、日本の金融機関からでは投資できない商品にアクセスできる『オフショア資産管理口座』を利用して、効率的にお金を増やす仕組みについて説明しました。
『オフショア資産管理口座』は個人では直接投資することができないようなヘッジファンドや機関投資家向けのファンドへのアクセスすることが可能になりますが、それも通常であれば最低投資金額が1億円とか何千万円からしか投資できないファンドにおよそ100万円から投資できるようになります。
- 動画解説
- USD10,000から投資ができる『オフショア資産管理口座』
- 『オフショア資産管理口座』を使うことのメリット
- 『オフショア資産管理口座』はポータビリティ
動画解説
USD10,000から投資ができる『オフショア資産管理口座』
『オフショア資産管理口座』は以前から紹介しているようですが、どうして新しい『オフショア資産管理口座』を紹介するのですか?
以前に紹介した『オフショア資産管理口座』の中には、登記している国の規制が厳しくなってしまって投資先が限定されてしまうことになったり、今回、紹介するS社の『オフショア資産管理口座』は最低投資額がUSD10,000と投資家にメリットがあるからですよ。
先日もマン・インベストメント社のファンドへ投資していた投資家の方が、送られてくる書類はすべて英文ですし管理も大変とのことで、『オフショア資産管理口座』を開設し、他のファンドへの追加投資と合わせてマン・インベストメント社のファンドも移管されました。
『オフショア資産管理口座』は保有するすべてのファンドを一元管理し、より簡単に投資運用できるようになりますから、便利ですよね。
投資家は弊社のような独立系ファイナンシャル・アドバイザーを通じて、ファンドマネージャーへ直接、ファンドの購入、売却、スイッチングを指示することができます。
直接投資であれば、すべての書類は英文となりますし、それぞれのファンドと別々にやり取りする必要があります。
資産管理のためにプライベートバンクの口座を開設したり、資産管理会社を設立したりする方法もありますが、これらはコストもそれなりにかかりますので、一般投資家としては『オフショア資産管理口座』が適しているのではないでしょうか。
日本の金融機関から限定された商品にしか投資できない普通の方に比べ、アクセスできる金融商品は格段に増えますから、『オフショア資産管理口座』を利用される方はまさに特別ですよね。
『オフショア資産管理口座』を使うことのメリット
「オフショア資産管理口座」で世界中の資産クラスへ投資するの記事も読んで概要は理解したのですが、『オフショア資産管理口座』のメリットを教えてください。
『オフショア資産管理口座(S社)』を使うことのメリットを以下に列記しますので、ご確認ください。
・世界中のオフショアファンド、株式、債券、ETF、仕組債などに投資できる
・オンライン画面で運用状況をいつでも確認できる
・マルチカレンシー(USD、EUR、GBP、CHF、AUD、NZD,CAD、JPY)
・オフショア資産管理口座経由でしか投資できない投資先にアクセスできる
・各ファンドの最低投資金額が低くなる
・USD10,000から投資ができる
・口座解約時まで利益が繰延される(複利)
・ファンドの売買指示はアドバイザー(弊社)へメール連絡するだけで可能
(都度の英文申込書類の記入が不要になります)
・いつでも追加投資可能(USD1,000から)
・いつでも一部引出可、定期引出設定可
・共同名義人(Joint Holder)、保険金受取人(Beneficiary)設定可
S社の『オフショア資産管理口座』は、USD 10,000から投資できることも大きな特長ですが、JPY(日本円)でもオフショアに資産を保持できるのが大きいですね。
また追加投資や一部引出しの最低金額も低くなり、従来紹介しておりました『オフショア資産管理口座』よりも利便性が格段に向上しました。
『オフショア資産管理口座』はポータビリティ
海外赴任や移住されるなど日本の非居住者となる方は、一般的には日本の証券口座は閉鎖しなくてはなりません。
最近は、赴任の期間が5年未満であれば、手続きをすることでそのまま保有できる証券会社もあるようですが、それでも日本株式、個人向け国債以外の商品は売却する必要があるようです。
一般的に長期運用することで資産は増えて行くわけですが、途中で売却しなければならないのは資産効率が悪いですよね。
しかも売却のタイミングで基準価額がマイナスになっていれば、強制的に損切をしなければなりません。その後すぐ基準価額が回復してきたら最悪ですよね。
『オフショア資産管理口座』はポータビリティです。将来、どこへ行こうともそのまま口座を持ち運びができることができ、資産を管理し続けることができます。
この先、日本の金融機関の口座がロックされるようになっても安心ですね(^o^)
また、どこへ行こうとも弊社が引き続きアドバイスをすることもできますし、国際的なファイナンシャル・アドバイザーに移管することも可能です。
まとめ
- 『オフショア資産管理口座』を利用しての投資もUSD10,000からできようになった
- 保有するすべてのファンドを一元管理できる
- 『オフショア資産管理口座』はポータビリティだから日本リスクから切り離しておける
著者プロフィール
-
投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
最近の投稿
- 投資信託2024.11.21SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)〜SBIアセットマネジメント
- オフショアファンド2024.11.20CTAファンド(Superfund Green Gold)
- 投資信託2024.11.19「楽天SCHD」 vs 「SBI VYM」
- オフショアファンド2024.11.16金関連ファンド(Superfund – Gold Silver & Mining)
この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/9754/trackback