こんにちは、K2 College 松本です。
今回は実際に私が受けた相談事例をご紹介します(ご相談はコチラから)。
- 相談内容
- アドバイス(商品)
- アドバイス(全体)
相談内容
はじめまして。現在ジブラルタ生命の米国ドル建て介護保障付き終身保険(低解約返戻金型)に加入しています。2020年11月(49歳のとき)に加入したばかりで、2035年まで払込が続きます。保険金400,000ドルで、ちょっと多すぎるような気がするのです。そもそもは保険員のかたが、私の家族の友人だったのと、介護保障を持っていなかったので、まあいいかなという気持ちでおまかせで入りました。アドバイスいただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。
アドバイス(商品)
ジブラルタ生命 米国ドル建介護保障付終身保険(低解約返戻金型)〔無配当〕
ジブラルタ生命の介護保障付終身保険が米ドル建になったものがこの商品です。介護保障50%プランと100%プランがあり、所定の介護状態になるとそれぞれの割合の保険金を受け取ることができます。50%プランで保険料払込期間中の場合は介護保険金を受け取った以降、保険料の払込が免除されます。終身保険なので一生涯の死亡保障と貯蓄機能がありますが、貯蓄性はとても低いので貯蓄を目的に契約する必要はありません。
アドバイス(全体)
現在ジブラルタ生命の米国ドル建て介護保障付き終身保険(低解約返戻金型)に加入しています。2020年11月(49歳のとき)に加入したばかりで、2035年まで払込が続きます。保険金400,000ドルで、ちょっと多すぎるような気がするのです。
保険金400,000ドルでしたら、15年間で25万〜30万ドルほど保険料を支払うのではないでしょうか。それくらいの保険料を支払うことができる方であれば、余裕資金をお持ちだと思うので、資産運用としてもっと増えるものにお金を預ける方がいいでしょう。
例えば『新海外個人年金』や『新インデックス型海外終身保険』などが良いと思います。
貯蓄や年金が目的なら、解約返戻金を『新海外個人年金』に預けて増やしていき、引き出したいタイミングで都度引き出していくのがいいです。
一生涯の死亡保障と資産形成が目的なら、『新インデックス型海外終身保険』に切り替えて頂くのがいいです。
また、もう少し情報やお考えを伺えれば、より詳しいアドバイスができます。よろしければ、保険ヒアリングシートよりお答えください。
「ジブラルタ生命の米国ドル建介護保障付終身保険」と『新インデックス型海外終身保険』の比較はこちらです。
ジブラルタ生命 米国ドル建介護保障付終身保険
契約年齢:30歳 男性
保険金額:USD 100,000
介護保障:50%
保険期間:終身
払込期間:60歳払済
払込頻度:月払
保険料:USD 157.3
総支払保険料:USD 56,628
<解約返戻金と返戻率の推移>
20年後(50歳):USD 26,580(70%)
30年後(60歳):USD 63,640(112%)
40年後(70歳):USD 74,690(131%)
50年後(80歳):USD 85,360(150%)
払込が終わると支払った保険料以上の解約返戻金になりますが、30年でたった12%しか増えていません。それぞれを実質利回りで計算するとこちら。
<実質利回り>
30年後(60歳):0.74%
40年後(70歳):1.07%
50年後(80歳):1.15%
50年経過しても利回りは1%ほどしかありません。新インデックス型海外終身保険で同じ死亡保障額で試算すると下記になります。
新インデックス型海外終身保険
契約者:30歳 男性
死亡保障:USD 100,000
保険期間:121歳
運用先:NASDAQ
払込期間:15年
払込頻度:年払
保険料:USD 1,063(初年度のみUSD 1,188)
総支払保険料:USD 16,070
<解約返戻金と返戻率の推移> *過去の実績値からの数字
15年後:USD 22,394(139%)
20年後:USD 30,269(188%)
30年後:USD 62,533(389%)
40年後:USD 130,388(811%)
50年後:USD 273,737(1,703%)
60年後:USD 550,410(3,425%)
保険料の支払を15年間で停めた場合はこのようになります。長期で見ると将来はとてつもない返戻率になっていきます。ある程度増えてくると、金利で増えた分を毎年引き出すことで自分年金として利用することもできます。実質利回りを計算すると以下のようになります。
<実質利回りの推移>
15年後:4.54%
20年後:5.18%
30年後:6.19%
40年後:6.62%
50年後:6.87%
60年後:6.94%
同じ死亡保障額ですが、年間保険料はほぼ半額で、払込期間も半分の15年です。総支払保険料は約1/4とコストを大幅に削減できます。将来の解約返戻金もこちらの方が多くなります。
このように日本の外貨建終身保険の貯蓄性は低いので、解約して解約返戻金を『新海外個人年金』または『新海外固定金利商品』で運用する。支払っていく予定だった保険料は『新インデックス型海外終身保険』をされる方がいいです。
こんなに違うんですね。すぐに見直したいと思います。
下記の直接相談から「新インデックス型海外終身保険の資料希望」とお問い合わせください。
※直接相談(無料)
まとめ
- 死亡保障と貯蓄を両立するなら海外の終身保険
- 目的が資産運用でも新インデックス型海外終身保険は利用できる
- 日本の保険で貯蓄や運用はしない
- 今契約していたら、内容を見て個別に判断するので、お気軽にご相談ください(無料)
著者プロフィール
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大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。
外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。
また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。
そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。
クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。
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