元本保証付き商品は、
• 下がれば保証が守り
• 上がれば途中で利益確定でき
• 一括投資では利益確定後に“元本保証額を切り上げて再スタート”できる(=ラチェット運用)
という、投資では極めて珍しい 期待値の非対称構造 を持つ。
しかし現実には、投資家の多くが“感情”によって誤った判断を下し、
途中利益確定の価値を理解できていない。
ここでは、よくある 非合理な感情的質問 をQ&A形式で整理し、
なぜ途中利益確定およびラチェット運用が最適なのかを明らかにする。
- Q1.「途中で売ったら、もっと上がったらどうするの?」
- Q2.「満期まで放置するのがラクだし、安全なんじゃない?」
- Q3.「途中で売るのが怖い。もっと伸びる気もするし…」
- Q4.「途中で売るのが正しいなら、みんなそうしてるはずでしょ?」
- Q5.「途中で利益確定して、また同じ商品に入り直すのって変じゃない?」
Q1.「途中で売ったら、もっと上がったらどうするの?」

●感情
• “もっと”を追いたい欲
• 天井を取りたい幻想
• 利益確定=後悔のリスクという思い込み
●合理
• 天井を取るのはプロでも不可能
• 上がっている時点で“期待値の最大化”は達成されている
• 「確定利益」は現実、「もっと上」は妄想
• 元本保証商品は“山が来たら取る”構造が最適解
「もっと上」は期待ではなく幻想。
確定利益こそ唯一の現実。
Q2.「満期まで放置するのがラクだし、安全なんじゃない?」

●感情
• 判断したくない
• 責任を負いたくない
• “ラク=正しい”と思い込みたい
●合理
• 満期保証は“最悪の逃げ道”であって最良の出口ではない
• 放置すれば、途中の大きな利益はすべて取り逃す
• 一括でも積立でも、山は必ず途中に出る
• 放置はリスク回避ではなく“利益の放棄”
ラクさを優先するほど、投資成果は落ちる。
Q3.「途中で売るのが怖い。もっと伸びる気もするし…」

●感情
• 恐怖と欲の揺らぎ
• 判断ミスの不安
• 後悔を避けたい心理
●合理
• 恐怖の正体は“判断する責任”を負いたくないだけ
• 元本保証がある以上、途中確定で損することはない
• 確実な利益より未来の妄想を優先するのは非合理
• 不安で動かないことが最大のリスク
恐怖は損失を生まないが、放置は利益を奪う。
Q4.「途中で売るのが正しいなら、みんなそうしてるはずでしょ?」

●感情
• 大衆に従いたい
• 自分で考えたくない
• 多数派=正しいという錯覚
●合理
• 投資で勝てる人間が少ない理由は“大衆が間違えるから”
• 多くのIFAでさえ構造を理解していない
• 投資の世界で「みんなやってる」は最も危険なキーワード
• 大衆行動から距離を置く人だけが成果を掴む
投資で勝つのは、いつの時代も“大衆と逆を行く人”。
Q5.「途中で利益確定して、また同じ商品に入り直すのって変じゃない?」(一括)

●感情
• 同じ商品に入り直すことへの抵抗
• “一度売ったら終わり”という思い込み
• 再投資が負けに見える心理
●合理(ラチェット運用の本質)
• 一括投資は利益確定すると 元本保証ラインを切り上げて再投資できる
例:
1000万円 →(途中確定)→ 1400万円
→ 新たな元本保証:1400万円
• これを繰り返すと
1000 → 1400 → 1800 → 2200…
と、損失可能性が永続的に減少していく
• この「利益の永久ロック」こそ元本保証商品の最大の強み
• 同じ商品に入り直す行為は、
過去の利益を失わずに、上昇余地だけを再度取りにいく最適戦略
途中利益確定 → 再投資 → 元本保証の切り上げ
これは一括投資における“最も合理的で最強の運用方法”。
なるほど。ラチェット運用で元本確保型ファンドを始めてみたいです。
ラチェット運用するなら『元本確保型ファンド(Magjificent7)』で投資してください。
現在募集中の元本確保型ファンドについては、公式LINEのメニューで確認ください。
公式LINEアカウントの追加はこちら
まとめ
元本保証付き商品に対する感情的な疑問は
• 欲
• 恐怖
• 大衆心理
• 判断回避
といった人間の本能が生み出すものだ。
しかし構造的には、
• 下落時は保証
• 上昇時は途中確定
• 一括は利益確定後に保証ラインを切り上げて再投資(ラチェット運用)
という、極めて合理的で期待値の高い設計が存在する。
つまり:
**途中利益確定こそ最適解であり、
満期放置は最も非合理な選択肢である。**
特に一括投資では、
利益確定 → 元本保証の切り上げ → 再投資
というラチェット運用が
“守りながら増やす”という点で、最強の戦略となる。
元本確保型ファンドで利益確定する考え方をまとめているので、下記の記事も参考にして下さい。
元本保証付き × S&P500投資の本質 ― 「満期」ではなく“途中の利益確定”こそ最大の武器である
著者プロフィール

-
投資家、現役証券マン、現役保険マンの立場で記事を書いています。
K2アドバイザーによって内容確認した上で、K2公認の情報としてアップしています。
最近の投稿
コラム2025年12月12日英国王室は本当に世界最大の地主なのか ― 誤解の構造と土地制度の真実
コラム2025年12月10日居住地が生む“リテラシー格差”──年収・資産だけでは測れない思考の違い
コラム2025年12月10日プルデンシャル生命に見る営業モデルの功罪 ― 自社製品中心・MDRT偏重・高コミッション構造の問題点
コラム2025年12月9日ワンルームマンション投資に群がる大衆 ― 「不労所得」の幻と安心の自己暗示
この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/34776/trackback





















