米政策金利は来年末に5.1%へ

こんにちは。K2 College大崎です。

FOMC(米連邦公開市場委員会)は13、14日に開催した定例会合で、政策金利を0.5%引き上げることを決定しました。

  • 米政策金利は2023年末に5.1%へ
  • インフレ率は高止まりとなるか
  • 失業率の上昇は株価下落のサイン

米政策金利は2023年末に5.1%へ

これは予想とおりなのですが、この先の政策金利を2023年末に5.1%(FOMC参加者の予測中央値)と予測から引き上げました。

市場では2023年の後半に合計0.5%引き下げられると予想しておりましたが、今のところ、来年の利下げはなさそうですね。

パウエル議長も「インフレ率が持続的な形で2%へと低下していると委員会が確信するまで、利下げが検討されることはないとみている」と発言しております。

インフレ率は高止まりとなるか

失業率はまだ低水準にとどまっておりますし、労働市場の逼迫によって賃金も上昇しておりますから、インフレ率の高止まりに繋がってますね。

変動の大きい食品とエネルギーを除いた粘着価格(Sticky-price)という指標を見てみると、まだ下がってきてはいないようです。

Sticky-priceは価格変動の頻度が比較的低いものから算出されており、帰属家賃や医療関係などいったん上昇し始めるとなかなか下がらない粘着性がありますから、この数値が減速して来なければ、インフレ率は高止まりする可能性がありますね。

また、Wall Street Journalの記事に以下のグラフが掲載されておりました。

過去の引き締め局面における「利上げ幅」と「インフレ動向」です。

現在のように急激な上げ幅で利上げしていた局面の1994年-1995年、1999年-2000年のインフレ動向を見てみると、最後に利上げした月以降もインフレ率はしばらく維持されていることが見て取れます。

もちろん現在の方が政策金利は高いですから落ち幅がありますし、1994年-1995年、1999年-2000年はインフレ目標としている2%近くになっておりますから、一概に現在とは比較できないかも知れません。

ただ、いずれにせよインフレ目標の2%まで下がるのは、まだしばらく時間を要しそうですね。

失業率の上昇は株価下落のサイン

前回のコラムで逆イールド発生から景気後退までに株価は上昇している(ITバブル崩壊機関以外)と述べましたが、

景気後退(リセッション)になれば株価は暴落します。

下図でNASDAQ100指数(赤矢印)はリセッション(グレー網掛け)期間に大きく下落しているのをご確認ください。

また、失業率(青矢印)はリセッション期間に大きく上昇しているのをご確認ください。

失業率をウォッチすることで、ある程度、株価の見通しができますね。
失業率が上昇してきたら、株価暴落の可能性もあるとのことです。

利下げを期待しての株価上昇はまだしばらくお預けになりそうですので、まずは株価上昇が期待できるうちに投資して利益を確保しておきましょう。

まとめ

  • 株価上昇は景気後退まで
  • 株価上昇が期待できるうちに投資して利益を確保しておきましょう
  • 失業率をウォッチして、株価下落に備えよう

失業率をウォッチして株価見通しの参考にしましょう。
利益が確保できるうちに投資しておきましょう。

資産形成、資産運用、資産防衛のご相談は、こちらから連絡ください。

著者プロフィール

大崎真嗣
大崎真嗣
キャリアコンサルタントとして5年半勤務。
2019年よりライフコンサルタントとしてK2 Holdingsに参画。

ファイナンシャルプランナー2級

K2グループは海外投資・海外保険を専門とするIFAです。
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