こんにちは、K2 College 松本です。
今回は『海外個人年金(配当型)』についてお伝えします。
配当型とありますが、株式の配当みたいなものでしょうか?
仕組みとしては似ています。最低保証の配当が2年目から受け取りながらも元本はふえていくようになっています。日本にはない商品なので、この記事で確認していきましょう。
- 動画解説
- 海外個人年金(配当型)の概要
- 15年の返戻率は148%、実質利回りは2.7%
- 一時払終身保険や個人年金保険を契約している人は個別に相談してください。
動画解説
海外個人年金(配当型)の概要
商品概要
保険会社:SunLife
運用通貨:米ドル(USD)
契約者年齢:0歳〜80歳 *1
満期:契約から120年間 *1
払込期間:2年、5年、10年
払込頻度:月払、半年払、年払、全期前納 *2
最低年間保険料:USD 10,000〜(2年払)、USD 4,000〜(5年払)、USD 3,000〜(10年払)
配当金額:2.3%(最低保証)+ α *3
途中引出:3年目以降一部引出可能
*1 満期になるまで契約者を何度も変更可能
*2 全期前納割引あり
*3 支払保険料ではなく初期貯蓄金額に対して
商品解説
海外個人年金(配当型)は、米ドル建(USD)で払込期間は短く3種類(2年、5年、10年)しかありません。満期は契約から120年間なので、終身と言ってもよいでしょう。そして日本にはないシステムですが、契約者と被保険者を何度でも変更できるので、世代を超えた超々長期の資産運用が行えます。あとで返戻率も確認しますが、複利の力を改めて知ることができますね。さらに、受け取るときも契約時に「何歳から〜、〇〇年間」と決めないので、引き出したい時に引き出したい金額を指定すれば都度引き出すことができます。払込期間は短い方が返戻率の立ち上がりがいいので、2年払の全期前納がオススメです。2年払なら一時払いとほぼ変わらないので、全期前納で一括で支払う商品と思ってもらえば良いかと思います。
そして配当は2年目から「2.3%(最低保証)+ α」受け取ることができます。配当を受け取らない場合は再投資されるのでさらに金利が上乗せされます。ただし、配当を銀行口座に自動で振り込まれるようにするには海外の銀行口座でないと設定できません。
金利部分だけ定期受取できる保険はありますが、元本が増えながら定期受取できのは面白いですね〜。
たしかにユニークですよね。次のチャプターでシミュレーションを見ていきましょう。
15年の返戻率は148%、実質利回りは2.7%
それでは海外個人年金(配当型)の配当がどれくらいで、どのように増えるのかを確認していきましょう。
契約例
契約者:40歳 男性
払込期間:2年
払込頻度:全期前納
全期前納(一括)保険料:USD 100,025
配当金額:USD 2,079(最低保証)+ α
配当を受け取らない場合
<解約返戻金と返戻率の推移> *現行利率の場合
10年後:USD 110,827(110%)
15年後:USD 148,795(148%)
20年後:USD 193,718(193%)
30年後:USD 328,169(328%)
40年後:USD 505,749(505%)
<実質利回り>
10年後:1.1%
15年後:2.7%
20年後:3.4%
30年後:4.1%
40年後:4.2%
配当を受け取る場合
<配当額の累計>
10年後(50歳):USD 20,168
15年後(55歳):USD 32,596
20年後(60歳):USD 45,985
30年後(70歳):USD 75,946
40年後(80歳):USD 110,718
<解約返戻金(配当を除く)と返戻率の推移> *現行利率の場合
10年後:USD 87,235(87%)
15年後:USD 107,208(107%)
20年後:USD 129,711(129%)
30年後:USD 202,220(202%)
40年後:USD 286,699(286%)
配当額も運用状況に併せて増加していきますし、元本も増えていくので増えた分を取り崩すことで受取額を多くすることもできます。さらに被保険者を子や孫に引き継いで代々継承しながら運用を継続していけば、将来はとてつもない金額になっていきますね。
配当額が増えていくのはワクワクしますね!銀行に放置している資金があるのですが、株はストレスになりそうと迷っていたところでした。海外個人年金(配当型)ならお小遣いを貰いながら、世代を超えた運用ができるのが魅力的です。始めてみたいと思いますが、どうすればよいのでしょうか?
下記の直接相談から「海外個人年金(配当型)資料希望」とお問い合わせください。
※直接相談(無料)
一時払終身保険や個人年金保険を契約している人は個別に相談してください。
日本だと外貨建で一時払の終身保険や個人年金保険を勧められると思います。代表商品は以下。
・メットライフ生命 サニーガーデン
・メットライフ生命 レグルス
・メットライフ生命 ビーウィズユープラス
・ジブラルタ生命 積立利率更改型一時払終身保険
・ソニー生命 米ドル建一時払終身保険
世代を超えた長期運用もできるので、上記の保険を含めて一時払の生命保険を契約している人は改めて見直してみましょう。
まとめ
- 銀行に眠っているお金は運用しよう!
- 低金利の商品に預けている人は見直そう!
- 世代を超えた資産形成をしよう!
著者プロフィール
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大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。
外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。
また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。
そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。
クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。
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