こんにちは、K2 College 松本です。
今回は、海外積立投資などで満期を迎えたときの出口戦略をお伝えします。
知り合いから勧められて始めた海外積立投資が、もうすぐ満期になります。そのまま受け取ることしか考えていないのですが、他に良い選択肢があれば知りたいです!
同じように悩まれている方も多いと思います。いくつかあるので、この記事で確認してください。
- 動画解説
- 海外積立投資の種類
- 求めるリターンや運用期間に応じた選択肢!
- 出口戦略もアドバイスしてくれる人からのアドバイスを受けよう!
動画解説
海外積立投資の種類
海外積立投資といっても様々な種類があるので、簡単に振り返ってみましょう。
海外積立(3.5%金利保証プラン)
海外積立(3.5%金利保証プラン)は、米ドル建(USD)で積立期間は15年のみです。適用される金利は米国金利に連動しており3.5%〜6.0%の間で毎年変動します。3.5%が最低保証されてるだけでも嬉しいですが、最高6.0%まで上昇するのはいいですね。ちなみに現在(2023年2月)は最高金利の6.0%が適用されています。株式みたいに相場の上がり下がり考える必要もないので、リーマンショックなどの大暴落を気にしなくていいです。まぁ米国金利自体はもちろん変動しますが、どれだけ低くなっても3.5%が最低保証なので安心ですね。つまり確実に貯めておきたい資金(教育資金、退職金など)を目的とした積立にとても適しているということです。また3年目以降は、積立を途中でストップしたり、利息は引き出したり、元本を一部解約できたりと環境の変化にも柔軟に対応できるのも安心できます。
ちなみに、15年後の最低保証返戻率は125%(3.5%推移)で、最高返戻率は152%(6.0%推移)になります。
海外積立(元本確保型プラン)
海外積立(元本確保型プラン)は、米ドル建(USD)で積立期間は3種類(10年/15年/20年)から選択でき、積立期間に応じて最低保証返戻率(100%/140%/160%)が変わります。10年で100%確保だと旨味がないので、15年か20年プランがよいでしょう。投資先は王道の「S&P500」なので、満期時に最低保証返戻率以上のリターンがあれば、その数字で受け取ることができます。それでいて、満期時にリーマンショックなどの大暴落相場でインデックスが半分になり元本割れしていたとしても、元本(積立総額)の1.4倍や1.6倍で受け取ることができるので、とても安心できますね。つまり確実に貯めておきたい資金(教育資金、退職金など)を目的とした積立にとても適しているということです。
15年の最低保証返戻率は140%(実質利回り:4.3%)、20年の最低保証返戻率は160%(実質利回り:4.4%)となります。
海外積立(変額プラン)
海外積立(変額プラン)は、米ドル建(USD)で積立期間は5年〜25年です。払込頻度は保険商品のように年払だとお得になるような商品ではないので、ドルコスト平均法が利用できる毎月がオススメです。投資先は世界中の優良ファンド174種類(2023年3月時点)から自由に選択できます。過去10年間の平均リターンで8%超えは22種類、10%超えは11種類あります。また3年目以降は、積立を途中でストップしたり、利益を引き出したり、元本を一部解約できたりと環境の変化にも柔軟に対応できるのも安心できます。ボーナスは2種類で「積立金額ボーナス」と「積立継続ボーナス」があります。積立金額ボーナスは、積立金額に応じて1%〜5%の金利が付与されます。積立継続ボーナスは、積立を長期継続してくれたということで、10年、15年、20年、25年目にボーナスが付与されます。
海外積立(80%保証プラン)
海外積立(80%保証プラン)は、米ドル建(USD)で積立期間は5年〜20年です。払込頻度は保険商品のように年払だとお得になるような商品ではないので、ドルコスト平均法が利用できる毎月がオススメです。投資先は世界中の90,000以上あるファンドから厳選した優良ファンド13本(2023年3月時点)から自由に選択できます。80%保証プランの運用はおまかせになります。ABCプランは積立経過年数に応じて自動的にリスクの高い投資対象からリスクの低いものに以降されます。こちらも丸投げって感じですね。また3年目以降は、積立を途中でストップしたり、利益を引き出したり、元本を一部解約できたりと環境の変化にも柔軟に対応できるのも安心できます。
海外終身保険
海外終身保険は、米ドル建(USD)で払込期間は4種類(5年、10年、15年、20年)から選択できます。保険期間は100歳までなので終身保険と言っても問題はないですが、人生100年時代なので中には満期を迎える方もいるかもしれませんね。また契約3年目から死亡保障額が運用状況に応じて増えていく仕組みなっています。そして解約返戻金も増えていくので、実質利回りは3.4%〜5.0%が期待できます。日本の米ドル建終身保険でトップクラスの積立利率は、メットライフ生命の「ドルスマートS」で3.0%しかないので、実質利回りでは1.3%〜1.5%程度です。
20年の返戻率は181%(実質利回り:4.16%)、死亡保障は契約時の約2倍になります。
新インデックス型海外終身保険
インデックス型海外終身保険は、米ドル建(USD)で払込期間は自由です。保険期間は121歳までなので終身保険と言っても問題はないでしょう。払込期間が自由という日本にはない仕組みなので最初は意味が分からないと思うかもしれませんが、契約時に何年と決めないので環境の変化に柔軟に対応できます。さらに、将来は引き出したい時に引き出したい金額を指定すれば都度引き出すことができます。積立利率は毎年1〜12%の間で変動します。運用先(S&P500、NASDAQ)の年間リターンに応じて積立利率が決まるのですが、過去15年間の平均積立利率は7.48%(S&P500)、8.52%(NASDAQ)になります。
15年後の返戻率は142%(実質利回り:4.8%)、20年後の返戻率は209%(実質利回り:6.0%)となります。
私がしているのは海外積立(元本確保型プラン)だと思いますが、いろいろなものがあるのですね。他の商品の資料も見てみたいです。
まずは自分に合った商品を知るということが大事ですので、下記の「直接相談(無料)」から『商品名と資料希望』とご連絡ください。
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求めるリターンや運用期間に応じた選択肢!
先程ご紹介した「海外積立投資」以外にも様々な商品があるのですが、支払が終わったり、満期を迎えたときに受け取って終わりという方も多いでしょう。もちろん、利用目的があるなら受け取って使えばいいのですが、若い方ならまだまだ投資できるのに勿体ないことになります。またせっかく日本の外で資産形成したお金を日本国内に戻すのも勿体ないです。
そこで資産形成である程度まとまった資産を継続して運用する選択肢についてご紹介します。
海外固定金利商品
海外固定金利商品は、米ドル建(USD)で預入期間(3年、5年、7年、10年)に応じて固定金利(3.25%、3.75%、4.00%、4.50%)が付与される商品です。単純に預けるだけの商品なので、投資の知識も必要ないですしポートフォリオを変更する必要もありません。USD10,000以上であれば契約できるので、幅広い方に利用できる商品かと思います。10年間預けると返戻率は154%になります。外貨建定期預金の感覚なので、一番低リスクな商品です。
新海外個人年金
新海外個人年金は、米ドル建(USD)で払込期間は短く2種類(2年、5年)しかありません。満期は128歳なので、終身と言ってもよいでしょう。そして日本にはないシステムですが、被保険者を何度でも変更できるので、世代を超えた超々長期の資産運用が行えます。あとで返戻率も確認しますが、複利の力を改めて知ることができますね。さらに、受け取るときも契約時に「何歳から〜、〇〇年間」と決めないので、引き出したい時に引き出したい金額を指定すれば都度引き出すことができます。払込期間は短い方が返戻率の立ち上がりがいいので、2年払の全期前納がオススメです。2年払なら一時払いとほぼ変わらないので、全期前納で一括で支払う商品と思ってもらえば良いかと思います。
15年の返戻率は207%(実質利回り:4.9%)、30年の返戻率は550%(実質利回り:5.8%)です。
オフショアファンドへの投資
オフショアファンドの特徴は「コストが安い」「種類が多い」「プロ投資家向けのファンドがある」ということです。同じ内容のファンドならコストが安いほうがいいに決まっています。種類が多いほうが選択肢が増えて長期投資にも対応できます。プロ投資家向け(ヘッジファンド、オルタナティブ、元本確保型ファンド etc…)と聞くとハードルが高そうに感じますが、そんなことはなく寧ろ初心者にとって非常に安心できる選択肢になります。リスクとリターンに応じて様々なファンドがあるので、ご自身に合った投資先やポートフォリオを自由に組むことができます。
特に人気なのが『オルタナティブ系のファンド』や『元本確保型ファンド』です。
短い期間の商品もあるので、あと少しだけ運用したいという調整もできますね。
また組み合わせることで、資産を分散してより安全に運用できますし、終身年金のように資産を減らさずに受け取っていくこともできます。こちらも資料をご希望でしたら、下記の「直接相談(無料)」から『商品名と資料希望』とご連絡ください。
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出口戦略もアドバイスしてくれる人からのアドバイスを受けよう!
「まずは海外積立投資で資産形成を始める!」ということは大事なのですが、満期を迎えた時はどういう選択肢があるのか、積立途中にはどのような選択肢があるのかを知っているか知らないかで安心度合いは大きく変わってくるでしょう。また海外投資は長期の運用になるので、満期を迎えたときに紹介者や担当者と疎遠になり、どうしたらいいのか分からない方も沢山いると思います。そのような方へのサポートやアドバイスもできますので、お気軽にお問い合わせください。
今年で積立が終わるので、今後の運用に関して相談したいです!
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著者プロフィール
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大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。
外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。
また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。
そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。
クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。
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