こんにちは。K2 College大崎です。
今回は、年率平均リターン17.5%の『世界株ロングショート戦略ヘッジファンド』について紹介したいと思います。
- 動画解説
- ファンド概要
- ヘッジファンドの運用手法「ロングショート戦略」とは
- ファンド運用成績
- 投資条件
動画解説
ファンド概要
世界株式で運用し、相対的に割安と思われる銘柄を買って(ロング)、割高と思われる銘柄を売る(ショート)、ロング・ショート戦略をとるヘッジファンドです。
先進国23カ国(アメリカ地域、欧州・中東地域、太平洋地域)の株式市場に上場する銘柄群で構成される指数「MSCI ワールド・インデックス」よりも長期的に優れたリスク調整後のパフォーマンスを提供することを目指しています。
ヘッジファンドの運用手法「ロングショート戦略」とは
相対的に割安と思われる銘柄を買って(ロング)、割高と思われる銘柄を売る(ショート)ことによって、安定した収益を狙う投資戦略です。
要は、今後の値上がりが期待できる銘柄を買って、同時に、この先値下がりが想定される銘柄を借りて空売り(ショート)するわけですね。
一般的な買い(ロング)だけの運用では成績がベンチマークを上回っていても、相場全体が下落している状況では運用成績をプラスにすることは難しいです。
一方、売り(ショート)をしている場合は安く買い戻せる状況となるので、運用成績にプラスの貢献をします。
この買い(ロング)と売り(ショート)の2つのポジションをうまく組み合わせることで、市場全体の動きに関わらずに運用成績を向上させることを狙うわけです。
「売り(ショート)をしている場合は安く買い戻せる」という意味がよくわからないのですが。
下図がイメージとなります。
この先値下がりが想定される株を借りて売って、株価が値下がりしたら買い戻すわけです。そうすることで、その差額が利益となるわけですね。
例えば、相場全体が下落している状況において、銘柄Aは「ロングポジション」、銘柄Bは「ショートポーション」を取ったとします。
銘柄Aの損益は、USD300-USD320=🔺USD20
銘柄Bの損益は、USD300-USD100=USD200
トータルではUSD200−USD20=USD180となり、USD180の利益を得られるわけです。
これ、2つの銘柄とも「ロングポジョン」でしたら、−USD220の損失を抱えることになってしまいますね。
多くの一般投資家は、買い(ロング)しかしておりませんから、株式市況が下落相場になるとお金は減るだけになってしまうわけです。
ファンド運用成績
年率平均リターンが17.5%とのことですが、リターンはどのようなに推移しているのでしょうか。
パフォーマンス推移を掲載しますので、下表をご覧ください。
今年もすでに(2023年8月まで)14.1%リターンに入っておりますが、特に2020年からの3年間のリターンがすごいですね。
世界株式で運用していれば2020年3月のコロナショックの際は30%程度暴落しましたが、『世界株ロングショート戦略ヘッジファンド』で運用していれば、暴落どころかプラス運用でした。
「ロング・ショート戦略」の威力が発揮されたわけですね。
しかも年率リターンが「MSCI ワールド・インデックス」よりも高いだけではなく、標準偏差(ボラティリティ、リスク)も「MSCI ワールド・インデックス」よりも低く、
そうなるともちろんシャープレシオも「MSCI ワールド・インデックス」よリも高くなり、効率的な運用ができているわけですね。
そして、最大資産(累積利益)からの下落率である「Maximum drawdown(最大ドローダウン)」も『世界株ロングショート戦略ヘッジファンド』よりも「MSCI ワールド・インデックス」の方が大きいですから、合理的な方であれば『世界株ロングショート戦略ヘッジファンド』した方が良いとなります。
過去、ITバブル崩壊や金融危機(リーマンショック)の際には、世界株式や米国株(S&P500)をロングだけ運用している場合は50%前後暴落しましたから、その後、15年以内に資産を取り崩す必要のある方は大変でしたね(ITバブル崩壊後、直近高値に回復するためには、約13年掛かってます)。
資産を大きく減してしまった中、下がっている株価をさらに売却して行かなければなりませんから最悪です。
投資条件
投資条件を教えてください。
以下に記載しますね。
直接投資の場合はUSD500,000から投資できますが、オフショア資産管理口座やスイスプライベートバンクを経由しての投資はUSD100,000から可能です。
最低投資額:USD 500,000
(オフショア資産管理口座、スイスプライベートバンク経由はUSD 100,000)
通貨:USD, EUR, GBP, JPY
購入手数料:0%
解約手数料:10~0% (5年経過後0%)
年平均リターン:17.5%
年平均リスク:11.8%
売買:毎月
戦略:世界株ロングショート戦略
『世界株ロングショート戦略ヘッジファンド』の資料を希望される方は、こちらから「『世界株ロングショート戦略ヘッジファンド』資料希望」とお問合せください。
特に50歳以降の方は、回復を待つ時間がない方が多いですから、下落相場で資産を溶かさないように気をつけてくださいね。
まとめ
- ロング・ショート戦略で下落相場でもリターンを上げる
- 世界株インデックスよりもリスクは小さく、リターンは大きい
著者プロフィール
-
投資アドバイザー
愛知大学経済学部卒業
大手旅行会社で10年間、その後、企業の人材育成を支援する会社で約6年間、法人営業として経験を積む。
直近約5年半はキャリアコンサルタントとして、転職希望者の相談や企業の採用に一役を担う。
その傍らで、自らの投資経験を踏まえたファイナンシャルアドバイスを開始。
ファイナンシャルプランナー2級も取得。
自分でしっかり考える投資家をサポートするという経営方針に共感し、自らもかねてから顧客であったK2 Collegeに参画。
最近の投稿
- 投資信託2024.11.21SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)〜SBIアセットマネジメント
- オフショアファンド2024.11.20CTAファンド(Superfund Green Gold)
- 投資信託2024.11.19「楽天SCHD」 vs 「SBI VYM」
- オフショアファンド2024.11.16金関連ファンド(Superfund – Gold Silver & Mining)
この投稿へのトラックバック: https://media.k2-assurance.com/archives/15344/trackback