(意外に?)業績堅調な香港の保険会社。でも各社キャンペーン攻勢の手は緩めず。その理由は…

こんにちは、K2 College奥山です。

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中国大手保険会社が軒並み大幅減益

中国も第3四半期の決算発表シーズンの真っ只中にありますが、先週金曜日に公表された中国人寿保険(China Life Insurance Co.)は純利益が対前年同期比でマイナス54%、そして中国人寿保険(Ping An Insurance Group Co.)はマイナス31.2%と、同国四大保険グループの二社が相次いで大幅減益。このことにより、中国経済の減速が幅広い業界に及んでいることが浮き彫りになりました。因みに両社共に香港に上場していて、両社の決算が発表された日の香港ハンセン指数は前日から0.7%下げて取引を終えています。

(意外に?)堅調な香港の保険ビジネス

では香港はどうかというと、今年上半期における業界全体の新規営業保険料は対前年同期比22.9%増。少し意外に思われたかも知れませんが、コロナの影響から脱しているのです。とは言え、安心できる状況とまでは言えません。あいにく2020年のデータになってしまうのですが、全ての有効な生命保険契約から発生する営業保険料こそ前年から2%と微増でしたが、新規契約から発生する保険料だけを見ればマイナス20.9%の大幅減。内訳を見てみると、ユニットリンクと言われる投資付帯型が8.8%増であったのに対し、いわゆる普通の生保は23.4%減、更に年金型商品に至っては36.3%減となっていて、大きな要因として挙げられているのは、中国から香港への渡航者が激減したことで、当然理由はコロナ。中国内地の人達にとっても香港の保険商品、特に死亡補償重視型や医療保険は魅力的で、コロナ前までは保険申し込みのため多くの人が香港を訪れていたのですが、20年に中国から香港に渡航した人の数は対前年比マイナス93.8%。収益の3割近くは中国在住者からによるものとも言われている香港の保険業界によって、これは影響大な訳ですが、出入境制限が緩和される兆しは現在も見えていませんから(寧ろ、中国では最近になって新規感染者数が急増しています)、香港保険業界も決して楽観視していられないでしょう。

保険会社がキャンペーンで攻勢

そんな状況から、各社とも限られた収益獲得機会を逃すまいと引き続きキャンペーンを活発化させていて、それが上半期の好調の要因であったことは間違いないと思います。無料でコロナ疾患特約提供なんてのは当たり前で、これは対象が香港居住者のみになってしまいますが、コロナ関係を免責にしてしまう日本の生保とは大違い…。後はやはり新規加入者に対する保険料還元キャンペーンとか、前納金に特別金利付与とか。新規契約を考えている人にはチャンスだと思うのですが、多くの人達にとって、こういった情報は縁遠いものでしょう。それが正に当社パートナーとなる特典の一つ。私達で即座に情報をキャッチした暁には、直ぐさまパートナーさん達に共有するため、パートナーさん達は常に最新の情報に触れていることができるわけです。

ご無沙汰気味の見込み客にアプローチする切掛として

実際に最近あった例として、とある海外のプロバイダーが新たなキャンペーンを始めたことを切っ掛けに、パートナーさんが暫くご無沙汰していた見込み客にコンタクトしたところ、話が順調に進んで商談成立。因みにこのパートナーさんとクライアントさんとの最初の出会いは遡ること6年前で、場所はパートナーさん主催の勉強会。しかも当時の相談内容は不動産に関するものだったとのことで、ビジネスがいつどこで生まれるかなんて分からないものですね…。因みにどんな動きになったかというと、国内生保A社のユニットリンクとP社リタイヤメントインカムを払込にして、そこから生まれた余剰金を「お子さんの教育資金」&「ご夫婦の老後資金」として、海外・オフショアの「指数連動&元本確保型(積立)」、「7年満期で固定金利型(一括払)」、そして「120歳まで継続をできる貯蓄重視型(一括払)」の支払いに充てることにしました。特に三つ目については損益分岐点を迎えるのが早く、大変ご満足されているとのことですが、ポイントとしては、必ずしもキャンペーンが実施中の商品だけに申し込んだというわけでは無いということです。キャンペーンを利用して見込み客にアプローチした成功例ですよね。

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著者プロフィール

奥山健
奥山健
<経歴>
獨協大学外国語学部卒業 
オーストラリア・シドニーで日系旅行会社(近畿日本ツーリスト)、英系オンラインFXプロバイダー(CMC Markets)に勤めた後、結婚を機に妻の出身地である香港に移住。同地で独立系IFA(Jumbo Alliance Funds)に10年、新生銀行資本のNippon Wealth Limitedに3年勤務し、為替、債券、投資信託、及び保険といった金融商品の販売や取引先の開拓に従事。20年に及ぶ海外生活に終止符を打ち、2021年春に日本に帰国し、同年5月にK2 Holdingsに参画。

<趣味>
旅行、読書、テニス

<出身地>
埼玉県川口市

<自己紹介>
ホテル・レストラン経営を学ため、ホスピタリティーのメッカであるオーストラリア・シドニーに留学し、一旦は現地で旅行会社に就職したのですが、友人の影響を受けて株式投資を始めたことを機に金融に対する興味が増し、思い切って金融の世界に飛び込んだのが2007年。そこから一貫して海外の金融商品を日本国内外のお客様に紹介してまいりました。

これまでのキャリアで学んできたことの中で最も大きいと思うことのは、金融という無味乾燥に見える業界においても、誠実さや真心、信頼や義理人情に勝るものはなく、それは国籍を問わず同じであるということ。低金利政策が長引き、あらゆる業界において規制緩和も遅々として進まないという日本の現状に失望し、海外投資に興味を持つ人が沢山いる一方で、横文字だらけでハードルが高いと感じ、第一歩を踏み出すことができないでいる人がたくさんいることも事実です。そんな方々に安心して海外投資を始め、続けてもらえるようスタッフ一丸となって誠心誠意サポートしていきますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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