【国内保険相談事例】プルデンシャル生命のリタイアメントインカムと終身保険に加入していますが、見直して海外積立年金などに投資したい。

こんにちは、K2 College 松本です。

今回は実際に私が受けた相談事例をご紹介します(ご相談はコチラから)。

  • 相談内容
  • アドバイス(商品)
  • アドバイス(全体)

相談内容


プルデンシャルの保険を見直したい。プルデンシャルにつきましては、2006/12に、ドル建てで終身保険とリタイアメントインカムに入っておりました。このたび、御社の解説を拝見し解約する意向を固めました。その解約返戻金(約1200万円)を海外の積立年金等に投資する方向を検討しております。

アドバイス(商品)

プルデンシャル生命 米国ドル建終身保険(無配当)

予定利率は国内トップクラスの米ドル建終身保険です。終身保険なので一生涯の死亡保障貯蓄機能がありますが貯蓄性はとても低いので、貯蓄を目的で契約する必要はありません。また貯蓄機能があることで、死亡保障額に対する保険料が高いことがデメリットです。

プルデンシャル生命 米国ドル建リタイアメント・インカム 米国ドル建年金支払型特殊養老保険〔無配当〕

米ドル建養老保険です。特徴としては特殊養老保険ということです。通常の養老保険は「満期金=死亡保険金」となりますが、リタイアメントインカムは途中から払込保険料総額と解約返戻金が契約時の死亡保障額を上回っていくようになります。つまり『元々の死亡保障額を下げることにより保険料を割安にできるので、返戻率が高くなる』ということです。

しかし、デメリットもあって『途中からは死亡保障の上乗せはなくなる』ということです。この商品をご契約される方は貯蓄目的だと思うので、そもそも死亡保障は必要ないはずです。当たり前ですが、死亡保障はタダではなく、しっかりと死亡保障コストが保険料に含まれて支払っているのです。不要な保障の為に支払いをしていては、本末転倒です。

アドバイス(全体)


プルデンシャルの保険を見直したい。プルデンシャルにつきましては、2006/12に、ドル建てで終身保険とリタイアメントインカムに入っておりました。このたび、御社の解説を拝見し解約する意向を固めました。その解約返戻金(約1200万円)を海外の積立年金等に投資する方向を検討しております。

商品解説の記事や動画を見て頂いてご理解いただきありがとうございます。解説の通りでどちらの商品も利回りが低いので、解約してより利回りの高い運用をしましょう。

解約返戻金や既にまとまった資金を一括投資する場合は選択肢は2つあります。

  1. 新海外固定金利商品
    10年以内で確実に増やしていくならこれ。現在は最大5.85%の固定金利で複利運用されるので、10年後の返戻率は176%となり年平均利回りは7.66%になります。
  2. 新海外個人年金
    15年以上の中長期で運用される場合はこれ。15年で2倍、20年で3倍、30年で6倍ほどになります。また一部引出も2年後から柔軟にでき、毎年5%を引き出しながらも元本を増やす運用が可能です。

次に積立投資の場合は3つです。

  1. 海外積立(変額プラン)
    アロケーションボーナス1~5%(積立額による)をもらいながら、約200本のオフショアファンドから自由にポートフォリオを組んで積立投資(人気のビットコインETFにも投資できます)。
  2. 海外積立(元本確保型プラン)
    15年満期で元本確保140%もしくは20年満期で元本確保160%のリターンを確保してもらいながら、S&P500指数へ積立投資。
  3. 新インデックス型海外終身保険
    死亡保障と資産形成を両立したい場合はこれ。支払方法が柔軟で短期払も可能、日本の外貨建保険と比較すると半額以下の保険料で加入できるので節約にもなる。

「リタイアメントインカム」と『新インデックス型海外終身保険』を比較してみましょう。

プルデンシャル生命 リタイアメントインカム

契約年齢:45歳 男性
年金月額:USD 500
死亡保障:USD 50,000
保険期間:65歳
払込期間:65歳満了
払込頻度:月払
保険料:USD 410.5

上記が解約返戻金の推移になります。

総支払保険料:USD 98,520
<一括受取>
20年後(65歳):USD 103,299(104.8%)
<年金受取>
40年後(85歳):USD 120,000(121.8%

17年後(62歳)でようやく損益分岐点(返戻率が100%を超える)になります。最後まで(20年間)保険料を支払うと総支払保険料USD 98,520返戻率は104.8%なので満期金USD 103,299を一括で受け取ることができます。これを20年確定年金として受け取るようにすると、毎月USD 500を20年間受け取れるので、合計受取額USD 120,000で、返戻率は121.8%になります。

40年でたった21.8%しか増えていません。新インデックス型海外終身保険で同じ保険料で試算すると下記になります。

新インデックス型海外終身保険

45歳 男性
死亡保障:USD 252,098
払込期間:20年
払込頻度:年払
保険料:USD 3,055(初年度のみ USD 3,180)
総支払保険料:USD 98,645

<解約返戻金と返戻率> ※過去の平均利率の場合
20年後:USD 180,050(返戻率:183%)
30年後:USD 417,233(返戻率:422%)

このようになります。同じ保険料ですが、死亡保障額はUSD 252,098と5倍以上ありますし、将来の解約返戻金もこちらの方が多くなります。しかも20年後から毎年USD 15,000を引き出したとしても解約返戻金USD 180,000をキープできます。リタイアメントインカムと同じように20年間受け取ると総受取金額USD 300,000と2.5倍の金額を受け取れますが、解約返戻金としてもUSD 180,000があるので、返戻率は486%になります。

どれだけの違いがあるかお分かり頂けると思います。このようにリタイアメントインカムの貯蓄性は低いので、解約して解約返戻金を『新海外個人年金』または『新海外固定金利商品』で運用する。死亡保障と資産形成を両立したいなら『新インデックス型海外終身保険』をされる方がいいです。

こんなに数字が違うんですね。リターンが確保されながら運用ができるのはとても安心できます。新海外個人年金と新インデックス型海外終身保険を始めたいです。

老後の資産形成に向けて早目に見直しましょう。下記の直接相談より「『新海外個人年金』と『新インデックス型海外終身保険』の運用希望」とお問い合わせください。
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まとめ

  • 日本の外貨建保険には加入しない
  • 海外の保険を選択肢にいれよう
  • 今契約していたら、内容を見て個別に判断するので、お気軽にご相談ください(無料)

資産運用については大きく2つの方法があります。
・毎月の収入から積立投資(海外積立海外終身保険など)
・200万円などまとまった資金の運用(新海外固定金利商品新海外個人年金など)年齢、ご家族状況、資産、収支バランスによってベストな商品は変わりますので、ご相談したい方はコチラからお問い合わせください。
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著者プロフィール

松本崇裕
松本崇裕
大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。

また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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