こんにちは!K2 Collegeの半野です。
つみたてNISAやiDeCoなどの積立投資が盛んにメディアを通じて推奨されています。積立投資は手軽に開始できるので、すでに始めている人も多いかもしれません。しかしメリットがあれば、もちろんデメリットもあります。せっかく始めたのに、その投資効果を得られないのであれば、無駄になってしまいます。そのようなことを避けるためにも、積立投資を開始する前に、確認すべきポイントを考えてみましょう。
積立投資ってすぐに始められるし、メリットしかないように感じられるんですが、デメリットもあるんですか?
もちろんメリットは大きいのですが、場合によってはデメリットもあるんです。ケースバイケースですから確認していきましょう。
- 確認すべきポイント
- 1. 貯金がゼロ、全くない人
- 2. 直近で大きな出費を控えている
- 3. 収入が激変するなどの変化があり得る場合
確認すべきポイント
積立投資は長期間継続していくことで、大きなメリットを得ることができます。特にiDeCoの場合、一番ポイントになるのが原則60歳まで引き出すことができないこと。それがメリットになる人、デメリットになる人、その人の事情により異なってきますが、長い年月を考えた時、臨時、緊急での出費ということは大いにあり得ることです。iDeCoに限らず積立投資を行うのであれば、途中での解約や、引き出しになるのかどうか、この点をきちんと考える必要があります。
確認すべきポイント
1.貯金がゼロ、全くない人
投資は余裕資金で行うものです。もちろん月々の給与や収入が多く、貯金も積立投資も出来るという確信があるのであれば問題ないのですが、そうでない場合は、貯金を優先しましょう。病気や入院、あるいは他のケースで何かあったときの出費に備えておく必要があります。
2.直近で大きな出費を控えている
「子供の大学入学資金が3年後に必要になるので」という理由で積立投資を開始するのも、考える必要があります。積立投資は、最低でも5年以上の中長期で見ていく投資です。3年後に大きな資金が必要となると、運用成績によっては、メリットよりもデメリットが大きくなってしまう場合があります。特にiDeCoは60歳まで引き出しができませんので、注意が必要です。
3.収入が激変するなどの変化があり得る場合
もうすぐ起業予定や、結婚などで退職し、専業主婦になる・・・こういうケースです。また住宅ローンを近々組む予定なども当てはまるでしょう。近い将来に、現在のキャッシュフローから大きな変化があることが分かっている場合は、再検討してみてから開始しても遅くありません。
積立投資は簡単だからと、あまり考えずに、すぐに始めようとしていました。
これらの点を確認してからでも決して遅くありません。積立投資のメリットを活かす投資を心がけましょう。
まとめ 積立投資の最大のメリットは中長期での継続投資
積立投資は中長期でドル・コスト平均法を利用することで投資効果が最大に活かされます。せっかく開始しても、すぐに解約、あるいは引き出しをしてしまっては、せっかくの投資効果を生み出すことができません。積立投資は始めやすく、またリスクも低いので投資しやすいですが、今回のポイントをチェックしてみてください。それから開始しても決して遅くありません。
まとめ
- 積立投資の開始前の確認ポイントが当てはまるかどうかを確認する
- ポイントを確認してから開始しても遅くはない
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著者プロフィール
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大学卒業後、予備校講師などを経験し、海外渡航。
その後外資系企業に勤務し、2005年より再度海外留学を実行。
帰国後、それまでのキャリアよりも、金融や投資に関わる仕事をしたいと考え、海外就職をしました。
海外投資というと、ハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなく新しい投資、資産運用という形で出会うことができます。
皆様のお金の増やし方のバリュエーションもより深くなってくるはずです。
そんな新しい出会いの場をお客様に提供し、様々な情報を発信させていただき、皆様の資産を増やしていくサポーターとして、貢献できればと考えております。
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