『新海外個人年金』と「メットライフ生命のサニーガーデン」を比較!

こんにちは、K2 Collage 松本です。

今回は『新海外個人年金』とメットライフ生命の「サニーガーデン」を比較します。

ちょうどサニーガーデンを提案されていたので助かります!!

日本の外貨建商品(一時払)の金利も上がってきたので、提案されることが多いかと思います。どのような違いがあるのか確認していきましょう。

  • サニーガーデンの概要
  • 新海外個人年金の概要
  • 複利運用なら3倍、単利運用なら6倍の違い
  • 教育資金準備、老後資金準備、退職金運用など幅広く利用できる!
  • 一時払終身保険や個人年金保険を契約している人は個別に相談してください。

動画解説

サニーガーデンの概要

契約概要

商品名:サニーガーデンEX〔積立利率変動型一時払終身保険(15)〕
契約年齢:0歳〜満100歳

被保険者年齢:0歳〜満85歳
保険期間:終身
払込期間:一時払
払込頻度:一時払

運用通貨:米ドル or 豪ドル
積立利率:10年ごとに更改
最低保険料:USD 30,000 or AUD 30,000

保障内容

被保険者が死亡した時に、積立金額を死亡保険金としてを受け取って契約終了です。

商品解説

外貨建(米ドル or 豪ドル)の一時払終身保険です。
一生涯の死亡保障と貯蓄機能がありますが、この保険は支払った保険料に上乗せされる死亡保険金はありません。なので健康状態に関係なく誰でも加入できます。積立利率は契約日時点の積立利率が10年間適用されます。

特徴は

  • 定期受取する
  • 定期受取せずに増やす

というコースが選択できます。ただし契約後にコースを変更することはできません。

定期支払いコース

上図のように、預けた保険料に積立利率を掛けた金額を毎年受け取ることができます。積立利率は10年間は固定なので、毎年一定の金額を受け取れるのでお小遣いや年金のように利用できます。デメリットは、「預けたお金は増えない」ということです。得られる金利を吐き出して受け取っているので当たり前ですね。

積立金増加コース

図のように積立利率に応じて得られる金利によって預けた金額が増えていくコースです。

まだ仕事をしているので、積立金増加コースが良いと考えています。

しっかり増やしてから必要になれば受け取っていけば良いと思います。

新海外個人年金の概要

商品概要

保険会社:FT Life
運用通貨:米ドル(USD)
被保険者年齢:0歳〜75歳  *1
満期:被保険者年齢128歳まで
払込期間:2年、5年
払込頻度:月払、半年払、年払、全期前納 *2
最低年間保険料:USD 5,000〜/年(2年払)、USD 3,000〜/年(5年払) *3
全期前納最低保険料:USD 10,000〜 *4

全期前納最低保険料(法人):USD 100,000〜 *4
現行利率:4.25%
途中引出:3年目以降一部引出可能

*1 被保険者を何度も変更可能
*2 全期前納割引あり
*3 払込期間5年で月払は最低保険料USD 270〜/月

*4 総支払保険料USD 15,000以上は割引あり

商品解説

新海外個人年金は、米ドル建(USD)で払込期間は短く2種類(2年、5年)しかありません。満期は128歳なので、終身と言ってもよいでしょう。そして日本にはないシステムですが、被保険者を何度でも変更できるので、世代を超えた超々長期の資産運用が行えます。あとで返戻率も確認しますが、複利の力を改めて知ることができますね。さらに、受け取るときも契約時に「何歳から〜、〇〇年間」と決めないので、引き出したい時に引き出したい金額を指定すれば都度引き出すことができます(最短3年目から引出可能)。

払込期間は短い方が返戻率の立ち上がりがいいので、2年払の全期前納がオススメです。2年払なら一時払いとほぼ変わらないので、全期前納で一括で支払う商品と思ってもらえば良いかと思います。

被保険者を変えられるんですね!?

日本にはない制度なので、皆さんビックリされます。

複利運用なら3倍、単利運用なら6倍の違い

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<契約条件>
契約者:50歳 男性
全期前納(一括)保険料:USD 100,000

上記の契約条件で比較をします。『新海外個人年金』は引き出したり引き出さずに運用と自由に選択できますが、『サニーガーデン』は「積立金増加コース」と「定期引出コース」があるので、それぞれ分けて比較したいと思います。

引き出さずに複利運用

メットライフ生命 サニーガーデン

積立金増加コース積立利率:4.11%(2023年6月16日〜30日)

<解約返戻金と返戻率の推移>
5年後:USD 115,600(115%)
10年後:USD 149,590(149%)

15年後:USD 173,510(173%)
20年後:USD 203,200(203%)
30年後:USD 276,010(276%)
40年後:USD 374,920(374%)
50年後:USD 509,270(509%)

新海外個人年金

<解約返戻金と返戻率の推移>
5年後:USD 101,442(101%)
10年後:USD 139,166(139%)
15年後:USD 207,483(207%)
20年後:USD 280,086(280%)
30年後:USD 550,836(550%)
40年後:USD 984,576(984%)
50年後:USD 1,765,853(1,765%)

10年以内の返戻率はサニーガーデンの方が高いですが、15年以降は新海外個人年金が圧勝しています。30年後にはダブルスコア、50年後にはトリプルスコアの差になります。

引出ながら単利運用

メットライフ生命 サニーガーデン

定期引出コース積立利率:4.10%(2023年6月16日〜30日)*10年以降も4.1%が継続した場合
毎年の引出金額:USD 4,100
100歳まで(50年間)の合計受取金額:USD 205,000

<解約返戻金と返戻率の推移>
5年後:USD 94,520(94%)
10年後:USD 100,000(100%)

15年後:USD 99,520(99%)
20年後:USD 100,000(100%)
30年後:USD 100,000(100%)
40年後:USD 100,000(100%)
50年後:USD 100,000(100%)

新海外個人年金

3年目からの引出金額:USD 4,270
100歳まで(48年間)の合計受取金額:USD 204,960

<解約返戻金と返戻率の推移>
5年後:USD 84,865(84%)
10年後:USD 99,143(99%)
15年後:USD 129,776(129%)
20年後:USD 153,089(153%)
30年後:USD 243,503(243%)
40年後:USD 379,350(379%)
50年後:USD 622,802(622%)

新海外個人年金は最短で3年目から引出ができるので、トータルの受取金額をサニーガーデンに合わせた引出金額にしています。サニーガーデンの解約返戻金は10万ドルのままですが、新海外個人年金はどんどん増えていくので、50年後にはセクタプルスコア(6倍)の差になります。セクタプルスコアなんて普通は使いませんね(笑)

支払う保険料は同じなのにこんなに変わるんですね!?
数年前に外貨建一時払保険を契約しているのですが、金利がいくらか忘れてしまいました。どこで確認ができるのでしょうか?

外貨建一時払商品は契約する時期によって金利が大きく変わるので、保険証券に記載されている金利を確認してみてください。保険証券が見つからないときは保険会社のコールセンターに連絡すれば契約内容を確認できます。
また保険商品では積立利率と言って金利とは全然違う数字を使っているので勘違いしてしまうことがあるので、不明点あれば下記の直接相談よりお問い合わせ頂ければアドバイス致します。
※直接相談(無料)

教育資金準備、老後資金準備、退職金運用など幅広く利用できる!

『新海外個人年金』満期や受取方法を決めないので幅広いニーズに対応できます。

教育資金準備

お子さんの為に学資準備をする時は「積立」でする人が多いですが、独身時代の預貯金など既にまとまった資金を持っている方もいます。まとまった資金で運用した方が早く増えるので、新海外個人年金を教育資金準備に利用できます。使わなければ自分たちの老後資金にシフトすればOKです。

老後資金準備

ある程度まとまった資金が手元にあるけど、株式や投資信託などリスクの高いものでの運用は怖いと感じる人もいるでしょう。そのような方には新海外個人年金が良いと思います。運用は保険会社に任せるので安心ですし、現行利率も4%以上と堅実な運用としても十分なパフォーマンスです。そして受け取り方がフレキシブルなので、必要な時に必要な金額だけ引き出せるのが無駄がなくて良いところです。

退職金運用

退職金はまとまった資金が一気に手元に入るので、皆さん住宅ローンの返済に充てたり、資産運用をやってみたりと色々考えると思います。ただ、人間は何歳まで生きるか分からないので、老後の生活資金はできるだけ枯渇しないように長持ちさせたいはずです。かといってリスクが高く価値が大きく変動するものや流動性の悪いものだと万一の時に使い勝手が悪くなってしまいます。そこで新海外個人年金なら3年目以降から毎年一部引出をすることができるので、運用を継続しながら年金受取のように利用できます。

銀行で放置していてまとまった資金が手元にあるのですが、株はストレスになりそうと迷っていたところでした。新海外個人年金なら利回りも4%以上は期待できるし安心できそうです。始めてみたいと思いますが、まずは資料など見てみたいです。どうすればよいのでしょうか?

堅い運用の選択肢としてはとても良いと思います。下記の直接相談から「新海外個人年金資料希望」とお問い合わせください。
※直接相談(無料)

一時払終身保険や個人年金保険を契約している人は個別に相談してください。

新海外個人年金は、教育資金準備、老後資金準備、退職金運用と若い世代や高齢世代でも利用して頂けます。日本だと外貨建で一時払の終身保険や個人年金保険を勧められると思います。代表商品は以下。

メットライフ生命 サニーガーデン
メットライフ生命 レグルス
メットライフ生命 ビーウィズユープラス
メットライフ生命 ウェルスデザイン
ジブラルタ生命 積立利率更改型一時払終身保険
ソニー生命 米ドル建一時払終身保険
明治安田生命 期間がえらべる外貨建一時払終身保険
明治安田生命 米ドル建一時払養老保険
マニュライフ生命 未来を楽しむ終身保険
マニュライフ生命 パワー・カレンシー(終身年金プラン)
マニュライフ生命 パワー・カレンシー(目標設定プラン)
マニュライフ生命 未来につなげる終身保険
第一フロンティア生命 プレミアレシーブ
アクサ生命 アップサイドプラス

最近は利率も上がりましたが、それでも新海外個人年金の方が利率も高いですし、世代を超えた長期運用もできるので、上記の保険を含めて一時払の生命保険を契約している人は改めて見直してみましょう。

まとめ

  • 銀行に眠っているお金は運用しよう!
  • 低金利の商品に預けている人は見直そう!
  • 教育資金準備、老後資金準備、退職金運用が目的の人は選択肢に入れよう!

著者プロフィール

松本崇裕
松本崇裕
大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。

外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランナーとして6年3ヶ月勤務。

また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。

そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。

クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。

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