こんにちは、K2 College 松本です。
今回は『新海外養老保険』について解説します。始めにお伝えしておきますが、私の予想ではこの商品は早期で販売停止になるんじゃないかと思っています。この商品は解約返戻金の立ち上がりが早くて10年〜20年くらいの運用に特化しています。過去にも似たタイプの商品は人気になり直ぐに販売停止になったケースがあるので、今回も同じようになると想定しています。内容を見て気になった方は早目に行動して頂く方が良いと思います。
うぅ…そう言われると気になります(笑)
日本の保険会社でも外貨建養老保険をしていますが、同じようなものでしょうか?
- 『一時払海外養老保険』の概要
- 15年の返戻率は215%、実質利回りは5.3%
- 教育資金準備、老後資金準備、退職金運用など幅広く利用できる!
- 一時払終身保険や個人年金保険を契約してる人は個別に相談してください
『新海外養老保険』の概要

商品概要
保険会社:SunLife
運用通貨:米ドル(USD)
被保険者年齢:0歳〜80歳
被保険者人数:最大2人
契約者・被保険者変更:何度も可能
満期:被保険者年齢120歳まで、または契約開始から120年間 *1
払込期間:一時払
払込頻度:一時払
最低保険料:USD 125,000〜
実質利回り:4.6%〜6.0%
途中引出:2年目以降一部引出可能
証券分割:4年目以降可能(自由な割合)
精神疾患給付金受取人制度:25%/50%/75%/100% *2
健康診断:不要
*1 被保険者を変更することで最大120年間運用可能
*2 100%以外はその後も運用を継続可能
商品解説
『新海外養老保険』は、契約時に一括で保険料を支払い米ドル(USD)で運用されます。満期は被保険者が120歳まで、もしくは契約開始から120年間です。一番の特徴は解約返戻金の立ち上がりが早いことです。契約開始から解約返戻金は80%あり、損益分岐点が4年目(非保証の運用を含む)で、元本保証(確定した解約返戻金)が6年目となっています。
そして日本にはないシステムですが、被保険者を何度でも変更できるので、世代を超えた超々長期の資産運用が行えます。あとで返戻率も確認しますが、複利の力を改めて知ることができます。
一部引出は最短2年目からできますが、受け取るときも契約時に「何歳から〜、〇〇年間」と決めないので、引き出したい時に引き出したい金額を指定すれば都度引き出すことができます。さらに証券を好きな割合で分割して譲渡することもできます。
また精神疾患給付金受取人制度が無料で付いています。契約者と被保険者が同一で被保険者が精神疾患と認定された場合、事前に指定した割合(25%/50%/75%/100%)の金額を受取人に渡すことができます。100%以外を選択された場合は残った資産は被保険者が死亡するまで運用を継続できます。
ちょうど外貨建一時払保険を検討しているのですが、それよりも利回りが高そうです!しかも証券を分割できたり被保険者も変えれるんですね!!
受け取り方もフレキシブルで、長く運用すればするほど利回りは高くなります。長期での運用はもちろんですが、短期〜中期で預ける場合も『新海外養老保険』は魅力的な商品だと思います。
15年の返戻率は215%、実質利回りは5.3%

『新海外養老保険』がどれくらい増えるのか契約例をもとに確認していきましょう。
契約例
契約者:60歳 男性
払込期間:一時払
払込頻度:一時払
一時払保険料:USD 125,000
<解約返戻金と返戻率の推移> *現行利率の場合
4年後:USD 125,921(100%)
5年後:USD 137,001(109%)
10年後:USD 195,053(156%)
15年後:USD 269,303(215%)
20年後:USD 371,697(297%)
30年後:USD 688,076(550%)
40年後:USD 1,285,716(1,028%)
50年後:USD 2,357,457(1,885%)
4年で損益分岐点を超え、10年で約1.6倍、15年で約2.2倍、20年で約3倍になるので短期〜中期の運用に使いやすいですね。さらに被保険者を子や孫に引き継いで代々継承しながら運用を継続していけば、将来はとてつもない金額になっていきますね。実質利回りを計算すると以下のようになります。
<実質利回りの推移>
10年後:4.6%
15年後:5.3%
20年後:5.6%
30年後:5.9%
40年後:6.0%
50年後:6.1%
これくらいの利回りを実現できれば、流行りのFIRE(Financial Independence, Retire Early)する為の運用、してからの運用にも利用できます。
凄いですね!!数年前に外貨建一時払保険を契約しているのですが、金利がいくらか忘れてしまいました。どこで確認ができるのでしょうか?
教育資金準備、老後資金準備、退職金運用など幅広く利用できる!

満期や受取方法を決めないので幅広いニーズに対応できます。
教育資金準備
お子さんの為に学資準備をする時は「積立」でする人が多いですが、独身時代の預貯金など既にまとまった資金を持っている方もいます。まとまった資金で運用した方が早く増えるので、『新海外養老保険』を教育資金準備に利用できます。使わなければ自分たちの老後資金にシフトすればOKです。
老後資金準備
ある程度まとまった資金が手元にあるけど、株式や投資信託などリスクの高いものでの運用は怖いと感じる人もいるでしょう。そのような方には『新海外養老保険』が良いと思います。運用は保険会社に任せるので安心ですし、実質利回りも5%以上と堅実な運用としても十分なパフォーマンスです。そして受け取り方がフレキシブルなので、必要な時に必要な金額だけ引き出せるのが無駄がなくて良いところです。
退職金運用
退職金はまとまった資金が一気に手元に入るので、皆さん住宅ローンの返済に充てたり、資産運用をやってみたりと色々考えると思います。ただ、人間は何歳まで生きるか分からないので、老後の生活資金はできるだけ枯渇しないように長持ちさせたいはずです。かといってリスクが高く価値が大きく変動するものや流動性の悪いものだと万一の時に使い勝手が悪くなってしまいます。そこで『新海外養老保険』なら3年目以降から毎年一部引出をすることができるので、運用を継続しながら年金受取のように利用できます。
銀行で放置していてまとまった資金が手元にあるのですが、株はストレスになりそうと迷っていたところでした。『新海外養老保険』なら利回りも5%以上は期待できるし安心できそうです。始めてみたいと思いますが、まずは資料など見てみたいです。どうすればよいのでしょうか?
堅い運用の選択肢としてはとても良いと思います。下記の直接相談から「『新海外養老保険』資料希望」とお問い合わせください。
※直接相談(無料)
一時払終身保険や個人年金保険を契約してる人は個別に相談してください

『新海外養老保険』は、教育資金準備、老後資金準備、退職金運用と若い世代や高齢世代でも利用して頂けます。日本だと外貨建で一時払の終身保険や個人年金保険を勧められると思います。代表商品は以下。
・メットライフ生命 サニーガーデン
・メットライフ生命 レグルス
・メットライフ生命 ビーウィズユープラス
・メットライフ生命 ウェルスデザイン
・ジブラルタ生命 積立利率更改型一時払終身保険
・ソニー生命 米ドル建一時払終身保険
・明治安田生命 期間がえらべる外貨建一時払終身保険
・明治安田生命 米ドル建一時払養老保険
・マニュライフ生命 未来を楽しむ終身保険
・マニュライフ生命 パワー・カレンシー(終身年金プラン)
・マニュライフ生命 パワー・カレンシー(目標設定プラン)
・マニュライフ生命 未来につなげる終身保険
・第一フロンティア生命 プレミアレシーブ
・アクサ生命 アップサイドプラス
最近は利率も上がりましたが、それでも『新海外養老保険』の方が利率も高いですし、世代を超えた長期運用もできるので、上記の保険を含めて一時払の生命保険を契約している人は改めて見直してみましょう。
まとめ
- 銀行に眠っているお金は運用しよう!
- 低金利の商品に預けている人は見直そう!
- 教育資金準備、老後資金準備、退職金運用が目的の人は選択肢に入れよう!
著者プロフィール

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大学卒業後、東証1部上場の設備会社で現場監督として勤務。
外資系生命保険会社からスカウトされ、2013年1月から生命保険のライフプランコンサルタントとして6年3ヶ月勤務。
また同時期に個人で海外投資も始めましたが、海外投資の情報は少なく信頼できるか判断も難しいので、WEBや知人から沢山の情報を集めていました。 その1つの情報源としてK2のメルマガを購読しながら知識を深めていきました。
そして国内外の保険や投資についてメリット、デメリットを正直に伝えた上でアドバイスをする活動方針に共感し、弊社保険アドバイザーとして2019年4月よりK2 Holdingsに参画しました。
クライアントのマネーリテラシーの底上げをしつつ、日々顧客利益の為に活動しております。
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