債券先物取引(さいけんさきものとりひき)

   

意味

債券先物取引とは、債券を対象とした先物取引で、将来の特定の期日に、特定の債券をあらかじめ決めた価格で取引することを約束する契約。

   

解説

日本では現在、大阪取引所に上場されている長期国債先物、中期国債先物、超長期国債先物、ミニ長期国債先物が取引されている。実際に発行されている日本国債ではなく、「標準物」と呼ばれる取引円滑化のために証券取引所が利率や償還期限等を標準化し、設定した架空の債券を取引対象としていう。株式の先物取引同様、売買単位や受渡期日(限月)などの取引条件が決まっており、一定の証拠金を差し入れるだけで売買でき、期日前に決済することもできる。
決済は通常、反対売買をして差額を授受する方法(差金決済)

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