OECD(オーイーシーディー)

   

意味

OECDとはOrganisation for Economic Co-operation and Developmentの略で、経済協力開発機構のこと。

   

解説

世界中の経済、社会福祉の向上を促進するための活動を行う国際機関で、1961年に設立された。その前身は1948年に欧州16カ国で発足したOEEC(欧州経済協力機構)。本部はパリにあり、欧州を中心に、日米など先進38カ国が加盟している。世界の経済的、社会的、環境的な課題を共有し、その解決策を探るため、先進国間の情報交換、対話の場となっており、主に経済成長、貿易自由化の拡大、途上国支援に貢献すべく、各国政府とともに取り組んでいる。現在の加盟国は、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フィンランド、スウェーデン、オーストリア、デンマーク、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、アイルランド、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロヴァキア、エストニア、スロベニア、ラトビア、日本、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、スイス、ノルウェー、アイスランド、トルコ、韓国、チリ、イスラエル、リトアニア、コロンビア、コスタリカの38カ国(2022年1月現在)。

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