イベント・ドリブン(イベント・ドリブン)

   

意味

イベント・ドリブン(Event Driven)とは、個別企業にとって重要な出来事(コーポレートイベント)を利用して収益を得る投資戦略をいう。

   

解説

これは企業の経営や財務に重大な影響を与えるM&A(合併、買収)や業務提携、リストラなどのイベントが発生したときに生じる市場価格の変動を投資機会と捉え、それが解消される過程で収益を狙う方法。一般的に、コーポレートイベントの発生時には、投資家の憶測などから対象企業の株価や債券価格が大きく変動しがち。特にイベントの発生直後は、情報不足などにより市場が本来とは異なる価格をつけるケースも見られ、この差は時間とともに理論値に収束していく傾向がある。これを利用した投資戦略がイベント・ドリブンで、イベントの発生時に分析し、理論値に収れんする方向へと取引を行う。代表的なものとして、買収合併時に行う株式の裁定取引(買収合併裁定)や、経営破綻や経営不振などで割安になった企業の株式や債券を安く買ったあと、価格が回復したときに売って利益を得る「ディストレスト戦略」などがある。

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