縁故債(えんこさい)

   

意味

債券の分類方法のひとつで、発行体と縁故関係のある特定の者などを対象として発行される債券のこと。

   

解説

縁故債は「私募」「非公募」と同義で、広く購入者を募る公募債とは異なり、特定の投資家を対象とすることから、機動的な発行が可能で、規制も公募債と比較して緩やかなものになっている。地方公共団体が金融機関を対象に発行する「銀行等引受地方債」が縁故債の代表。

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