ソーシャルレンディング(ソーシャルレンディング)

   

意味

ソーシャルレンディング(Social Lending)とは、「お金を借りたい事業者」と「投資したい人」を結びつける融資仲介サービス。

   

解説

ネット上で広く資金を募るクラウドファンディングの一種(融資型、貸付型)で、ソーシャルレンディング業者は一般の投資家から小口の投資資金を集め、その資金を需要のある事業者へ融資して、一定期間内で利息と元本を回収し、それを投資家へ償還するという仕組み。通常、企業が銀行に融資を申し込んでも、厳しい融資条件をクリアする必要があり、社歴が短く実績が少ないと希望通り調達できない場合もある。ソーシャルレンディングの場合は運営業者を通すことにより、金利や融資期間など比較的融通が効く条件で融資を受けられる。一方、投資家側は他の投資と比較して高い金利で資金を貸し付けることができ、双方にとって大きなメリットがある。ソーシャルレンディングは2000年代初頭に英国で始まり、欧米に広がった。日本では2008年に「maneo」が初めてサービスを開始し、現在は「SBIソーシャルレンディング」など20社以上の業者が営業している。超低金利時代の新しい投資手段として注目され、市場が急拡大している。

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