買収合併裁定(ばいしゅうがっぺいさいてい)

   

意味

買収合併裁定とは、企業同士の買収合併が成立することを見込んで、関連する企業の株式の裁定取引を行うことを指し、買収合併アービトラージともいう。個別企業の重要な出来事を利用して収益を得る「イベント・ドリブン」戦略の1つ。

   

解説

企業の買収が見込まれる場合、買収企業の提示価格(買収価格)と市場価格のかい離に着目し、割高な方を売って割安な方を買うことで収益を狙う。ただし、買収計画自体が白紙になれば、損失につながる可能性がある。

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